「3th」と「3rd」の違いとは？正しい英語表現とその使い方を解説

英語の数を表す表現には、**基数詞（1, 2, 3, …）と序数詞（1st, 2nd, 3rd, …）**があります。日常会話やビジネスシーン、さらには記念日やイベントの表記でも、序数詞を適切に使うことは非常に重要です。

しかし、時折「3th」といった表記を見かけることがあります。この表記は誤りであり、正しくは「3rd」です。本記事では、英語の序数表記の基本ルールを詳しく解説し、「3th」という間違いが生まれる理由や、正しい使い方についても説明していきます。

序数詞とは？英語における「順番」の表し方

英語では、物事の順番や順位を表す際に「序数詞（ordinal numbers）」が使われます。例えば、「1番目」「2番目」「3番目」といった順序を示すために使用される表現です。

基数詞と序数詞の対応を一覧にすると、以下のようになります。

上記の表を見るとわかるように、ほとんどの序数詞は数字の後に「th」を付けて表します。ただし、1、2、3に関しては特別な綴りが存在します。

通常、4番目以降の数字には「th」をつければよいのですが、1, 2, 3はそれぞれ例外的な形をとります。

これらの語尾は、それぞれの英単語の綴りに由来しています。つまり、「three」の序数形である「third」の「rd」を取り、「3rd」と表記するのが正解なのです。

英語学習者やネイティブでない人が間違えやすい表記の一つに「3th」があります。これは、「序数詞には”th”を付ける」というルールを機械的に適用してしまったために生じるミスです。

英語には「3th」という表現は存在しません。その理由は、先述の通り、英語の数詞の中で1、2、3だけが特殊な語尾を持つためです。

英語には「third」という単語があり、そこから「rd」という語尾が派生します。したがって、「3th」ではなく「3rd」が正しい表記となるのです。

では、「3rd」はどのような場面で使われるのでしょうか？

英語では日付を表す際に、序数詞を使います。例えば、「3月3日」を英語で書くと以下のようになります。

この場合、「3th」と書くと文法的に間違いとなるため、必ず「3rd」を使いましょう。

競技や試験の結果など、順位を表すときにも序数詞が使われます。

スポーツやコンテストの結果などでは特に頻繁に用いられます。

記念日や周年を表す際にも、序数詞が使われます。

企業の設立記念日や結婚記念日などの場面で使うことが多い表現です。

「3th」以外にも、間違えやすい表現がいくつかあります。

例えば、21番目や22番目を表記する際にも注意が必要です。

ここでも「th」をそのまま使うのではなく、1、2、3のつく場合はそれぞれの規則に従う必要があります。

「3周年記念」を英語で表すとき、「3th anniversary」と書いてしまうのは誤りです。正しくは「3rd anniversary」となります。

「3th」という表記は間違いであり、**正しくは「3rd」**と表記するのが正解です。英語の序数詞は、基本的には「th」をつけるものが多いですが、1、2、3だけは特別な形（1st、2nd、3rd）を取るため、注意が必要です。

✔ 「3th」は間違い、正しくは「3rd」
✔ 序数詞は1st、2nd、3rd、それ以降はthをつけるのが基本ルール
✔ 日付・順位・記念日などで頻繁に使われるので正しく覚えておくことが重要

英語を正しく使うためには、こうした細かいルールを理解し、適切に表現できるようにしましょう！